元々のデビューは旭化成の水着キャンペーンガールだった松嶋菜々子。下積み時代には身を削った下ネタ仕事に手を出したことも。
94年当時、大人気だったバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげです」(フジテレビ系)のコーナー「近未来警察072」にナナ隊員という役柄で登場。「ワタシにかけて!」「ワタシは卑しいメス豚よ」「オナラじゃないのよ、空気が入っただけ。ブブブーッ!!」と恥ずかしすぎるせりふを言わされるエゲツなさだ。
朝ドラ&大河の両ヒロイン、そして「家政婦のミタ」(日本テレビ系)と、大女優の座を得たいま、この出演がプロフィールから完全に抹消されたというのも納得のいく話しだろう。
「顔はいいけど演技のほうは…」が、佐々木希に対する世間の共通認識だろう。
「11年にオンエアされた『火車』(テレビ朝日系)では、クレジットは2番手の扱いながら、『遺影』だけの出演という屈辱の扱い。結果、2時間のドラマで一言のセリフもない裏快挙となりました」(テレビ誌ライター)
あまりの“大根女優”ぶりにドラマスタッフもさじを投げたのだろうか。