4月9日、代々木競技場第一体育館でファッション&音楽イベント「GirlsAward 2016 SPRING / SUMMER」が行われた。
今回のライブステージではレギュラーになりつつある乃木坂46が登場。3月にリリースされた最新シングル「ハルジオンが咲く頃」は初週で75万枚を売り上げ、前作の「今、話したい誰かがいる」(昨年10月発売)の62万枚を大きく上回るなど、その人気は衰え知らず。乃木坂のライブは大盛況で幕を閉じたが、過去の同イベントの乃木坂のステージも見てきたアイドル誌ライターは、今までのライブと比較して今回のライブをこのように振り返る。
「ライブ中の会場のノリが回を重ねるごとに良くなってきていることをヒシヒシと感じました。同イベントは人気ファッションモデル目当てで訪れている女性も多いですから、アイドルのライブ時には少しシラけた雰囲気になる人もそれなりにいるんです。ですが、乃木坂は今回で同イベントに4回連続の出演。回数を重ねていく間に紅白に出場するなど、確実に知名度も上げてきていますから、新規の女性ファンが増えたのでしょう。シラけるムードはほとんどなかったですね」
また、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未などモデルとしてランウェイを歩くメンバーたちにも、それぞれに大きな声援が送られている。
「特に今回のイベントでは、乃木坂が広告キャラクターを務めるECモール『sizebook』のステージや、冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で共演するバナナマンがゲストライブで登場し、その絡みなどもあって乃木坂の出番が今まで以上に多かった。それでも会場は一定の盛り上がりをキープできていたので、ゲストとしてはほぼ満点でしょう。イベントの運営側にとっても外せないグループに成長したと実感しましたね」(前出・アイドル誌ライター)
ファンが「年内に乃木坂がテッペンを獲る!」と豪語するのもうなずける勢いだ。
(石田安竹)