主演を果たしたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が史上最低視聴率を記録し、表舞台で見る機会も激減した井上真央が、久しぶりにニュースをにぎわせた。4月21日に日本酒の新CM発表会に出演したものだが、この場ではベテラン女優ぶりが感じられなかったという。テレビ誌のライターが説明する。
「井上は『お酒のCMって大人になったなと感じる』と語っていましたが、2012年にも発泡酒のCMに出演しており、何を今さらという感じです。しかも童顔とはいえ、すでに29歳ですし、もはや大人がどうこうと語る年齢でもありません。それとも自分の中ではまだフレッシュ感がアピールポイントなのでしょうか」
これから挑戦してみたいことを尋ねられた井上は、地方に行って地元の人と直接触れ合いたいとコメント。なかなか結構なことだが、この質問自体が井上の現状を表していると指摘するのは、スポーツ紙デスクだ。
「29歳の大河女優に『挑戦してみたいこと』なんて普通は聞いたりしないもの。どうやらマスコミ陣には井上が成長途上の駆け出し女優に見えるのかもしれません。その井上にしても、数十本の映画やドラマに出演した実績があるのに、いまさら『全国に行きたい』はないでしょう。よっぽど仕事がなくてヒマなのかと心配になるほどです」
2011年にはNHK連続テレビ小説「おひさま」でヒロインを演じ、紅白歌合戦では紅組司会を務めるなど、女優人生を謳歌していた井上。しかし現状は、20代を迎えたばかりの新進女優と同様の扱いに甘んじるのが現実のようだ。
(金田麻有)