4月19日にスタートした伊藤英明主演のテレビドラマ「僕のヤバイ妻」(フジテレビ系)の視聴率が8.3%だったことがわかった。同ドラマは初回2時間SPだったという。
「フジ火曜ドラマの初回2時間SPといえば、昨年のドラマ『HEAT』も同じく拡大放送だったものの、内容だけでなく時間の長さもネックとなり、初回から大爆死。その後も数字は上がることがなく、テレ東を除く民放の今世紀最低視聴率を叩き出してしまいました。そのため、一部の視聴者の間では『僕のヤバイ妻』も『HEAT』と同じ道を辿るのではと囁かれています」(テレビ誌記者)
そんな「僕のヤバイ妻」だが、初回放送後、ネットでは「映画『ゴーン・ガール』とそっくり」という感想が溢れかえり、盗作疑惑が持ち上がった。
また、次回の第2話が放送される真裏では、あるチャンネルで、元ネタと疑われている映画「ゴーン・ガール」が放送されるという。
「『スカパー!』の映画専門チャンネル『スターチャンネル』にて、『僕のヤバイ妻』と放送時間のかぶる夜21時から、映画『ゴーン・ガール』が放送されるのです。『僕のヤバイ妻』は放送前から、あらすじの段階で盗作疑惑が持ち上がっていましたし、『ゴーン・ガール』の監督・デヴィッド・フィンチャーは、映画ファンから絶大な支持を受けていますから、今回、ドラマを快く思わない関係者が意図的に放送をぶつけてきた可能性もあるでしょう」(前出・テレビ誌記者)
今回の騒動で、映画を知らなかった視聴者からは「ゴーン・ガールを観てみたい」と興味を示している声も多いという。そのため「僕のヤバイ妻」第2話は、通常の22時から放送ということもあり、開始が1時間早い「ゴーン・ガール」に視聴者が流れることになるかもしれない。
(森嶋時生)