芸能

2話目も爆死のフジ「OUR HOUSE」は国際結婚を描いているのに設定が甘すぎ!

20160427ashida

 芦田愛菜主演のドラマ「OUR HOUSE」(フジテレビ系)の2話目が4月24日に放送され、視聴率が5.0%に終わった。1話目の4.8%に続いて低調な数字となるなか、アメリカ事情に詳しいライターはドラマの設定が甘すぎると疑問を呈している。本ドラマの主題とも言える国際結婚と、アメリカ人妻・アリスの人物設定がおかしいというのである。

「父親の奏太はアメリカでアリスと結婚したことになっていますが、アメリカでは2年以内の再婚には離婚証明書が必要。半年前に先妻を亡くしたばかりの奏太が演奏旅行にわざわざ英文の離婚証明書を持参するでしょうか? またアリスも、アルバイトのディーラーとして働いていたという経歴ですが、ラスベガスのカジノは全米のディーラーにとって憧れの地。カジノに雇われるにはオーディションで腕前を試されるなど、アルバイトができるような仕事ではないのです」

 そんないい加減な描写に加えて、芦田らが住む家でのドタバタ劇にも不自然なところが目立つ。そもそも初めて日本に来たはずのアリスが妙に日本語が上手いだけでもおかしいのに、そのアリスが日本の習俗を知らなすぎるのだ。前出のライターが指摘する。

「来日したことがないのに日本語ができるということは、日本の文化に相当興味を持っているはず。それなのに家の風呂を泡風呂にし、それをなじった芦田に対し『お湯を捨てればいい、ケチ』と反論する様子は、あまりにステレオタイプな外国人描写で不快感を抱くほどです。脚本家と演出家の2人はいずれも50代ですが、彼らの外国人観は20世紀のままで止まっているんじゃないでしょうか」

 11歳の芦田が活躍するドラマを50代の2人が潰す。そんな構図に陥っている「OUR HOUSE」に復活の目はあるのだろうか。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
4
「子供じゃないんだから」佐々木朗希が米マスコミに叩かれ始めた「温室育ち」のツケ
5
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」