“前田敦子のキスシーン毎回アリ”をセールスポイントの1つにしてスタートしたドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)。
これまでオンエアされた回では、確かに前田はキスシーンを演じており、それどころかベッドシーンや入浴シーン、キャミソール姿など、妖艶な要素がこれでもかと言わんばかりに盛り込まれている。しかし、それが逆に視聴者にとって“ありがたみ”を失わせていると、業界内で評判になっているという。
「前田は脚本通りに演じているだけで責任はありません。問題があるとすれば脚本や制作サイド。これだけ男ウケを狙ったシーンが多すぎると、いくら深夜ドラマとはいえ食傷気味になるのは当然のこと。せっかく新聞社の政治部記者という“職業ドラマ”として十分おもしろい内容なのに、取って付けたように男女のシーンを大量に盛り込んでしまっては、大人の視聴者は離れていきます」(番組制作会社関係者)
視聴率は初回から2.1%、2.3%、3.2%と確実に上昇している。前田の色っぽいシーンによる効果かもしれないが、もっと前田を大事に使ってもいいのでは?