政治

舛添要一 政治資金不正使用疑惑でも知事の座にしがみつく「銭ゲバ&金欠」事情(1)

20160602n

 5000万円の裏金疑惑で失脚した前任者に続き、またもや政治と金の問題で火ダルマになっているのが、舛添要一都知事(67)である。だが、怒濤のごとき批判を受けても辞めたくない「金銭事情」があった。

 昨秋のパリ、ロンドンでの総額5000万円以上に及ぶ超豪華海外出張をはじめ、舛添氏の公私混同、政治資金不正使用疑惑が次々と出るわ出るわ。

●公用車で49回も神奈川県湯河原市の別荘通い。

●自宅近くの天ぷら店やイタリア料理店で約25万円、別荘近くの回転寿司店で約5万円をそれぞれ打ち合わせ名目で支出し、政治資金収支報告書に記載。

●飲食店から白紙領収書を恒常的に取得。

●13、14年の正月、家族旅行で利用した千葉県内の温泉宿泊費約37万円を会議費として計上。

●12年のお盆休みに、日光東照宮近くのホテルに宿泊。約8万4000円を政治資金収支報告書に宿泊代として記載。

●ネットオークションなどで、474万円分の美術品を政治資金で購入。

●代表を務めた政党支部の解散直前に、自身の資金管理団体へ政党交付金526万円を移譲。

●東京・世田谷区内の自宅兼(妻が代表を務める)事務所に、舛添氏の政治団体から家賃として約1600万円を支出──。

 なんたるセコさ。5月13日の記者会見で、舛添氏はホテル代と一部の私的な食事代、計約45万円についてはミスを認め、返金する意向を示した。だが複数の世論調査では、9割以上から「納得できない」と突き放される始末。

「家族旅行での温泉利用発覚については、同施設のオーナーと関係が深い地元県議が出どころのようです。たびたび報じられた舛添氏の韓国偏向や、金銭トラブルが原因で仲たがいしたからだと」(政治部記者)

 舛添氏のケチケチ行状は今に始まった話ではない。10年4月、自民党を離党した舛添氏が立ち上げた「新党改革」でのあきれた素顔について同党関係者が憤る。

「新党結成時に幹部は1人100万円ずつを寄付したのですが、舛添さんだけは1円も出さなかった。党員同士の会合にも『お金がないから』と、一度たりとも出席していない。にもかかわらず、党が銀行から借りた2億5000万円の返済を政党交付金で賄った疑いがある。これは政党助成法で禁じられている行為です。発覚時に弁護士に相談したところ、『不当ではあるものの、違法とまでは断言できない』とのことで、告発は見送ってきましたが‥‥」

カテゴリー: 政治   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き