嵐の大野智が主演する映画「忍びの国」で5月15日、嵐の「つなぐ」が主題歌となることが明らかになった。同曲がフィーチャーされた特報映像も公開され、無門役の大野が宙を舞うアクロバットシーンを解禁。大野にとっては初の時代劇映画主演とあって、ファンの期待は高まるばかりだ。
「4月15日に発売された特製クリアファイル付きの特別前売券は全8万枚が一瞬で完売。1枚1400円ですから早くも1億円を超える興行収入が確保できた形です。その大野が11年に主演した『怪物くん』は31億円の興行収入を記録。今回もそれに迫る数字を期待されています」(映画ライター)
一方で公開日の7月1日には大人気ハリウッド映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の最新作や、子供から大人気の「それいけ!アンパンマン」の劇場版も公開。強力なライバルに客を奪われる可能性も否定できない。その状況で主演の大野には強烈なプレッシャーがかかっているというのだ。芸能ライターが声を潜めて言う。
「木村拓哉主演の『無限の住人』が大惨敗しており、興行収入が10億円にも届きそうにない有様。これで大野の映画が大ヒットしようものなら先輩・木村の顔に泥を塗ることになりかねません。かといって『忍びの国』まで同様の爆死に終わったら、今度は『ジャニーズの映画はもうダメ』と評価されますから、大野は大ヒットも爆死もできないという微妙な状況に置かれていそうです」
押してもダメ、引いてもダメという中途半端な立場を余儀なくされそうな大野。せめて先輩への遠慮だけはしなくてもいいように周りが配慮すべきかもしれない。
(金田麻有)