2011年に日本テレビを退社しフリーになった夏目三久。以降は「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ系)や「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)などニュース番組やバラエティを中心に活動していたが、本格的に女優の道を目指すという情報が入った。
「今、夏目が所属する田辺エージェンシーが、彼女を女優として売り出すべく営業を始めました。その手始めとして、まずNHKの大河ドラマ『真田丸』で、竹内結子演じる淀殿の侍女役に出演させてもらえるように打診している模様です。田辺エージェンシーは同じ所属タレントのタモリが出演する『ブラタモリ』が高視聴率を叩き出しているので、NHKにはかなり強気で交渉しているようですね」(テレビ誌記者)
フリーになって以降、夏目はCM「サントリー BOSS」への出演など、活動の幅を広げてきた。しかし、女優としてのキャリアはほぼ皆無。強いて言うなら2013年に放送された「半沢直樹」(TBS系)で、銀行のポスターに使われたくらいだ。それがなぜ急に“女優転身”に舵を切ろうとしているのか。
「フリー女子アナは厳しい世界で、成功するのはほんの一握り。キャスターだけでは食べていけないというのが理由ですね。その点、女優だったら一度ハマれば収入は倍以上。元フジテレビの八木亜希子は、演技力が評価されて日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞しています。女優業は、当たればデカイですよ」(制作会社プロデューサー)
さらに、フリー女子アナを取り巻くこんな事情もある。
「皆藤愛子が長年レギュラーを続けた『めざましテレビ』を降板した頃から、『フリー女子アナ冬の時代』が叫ばれるようになりました。視聴率が取れなくなったことで、各局とも制作費が激減。とりわけ、朝の番組ではフリーアナの居場所がどんどんなくなってきています」(前出・制作会社プロデューサー)
夏目の演技力は未知数だが、ひょっとすると女優として開花する日が来るかも!?