5月28日深夜放送の「みんなのえいが」(TBS系)は、嵐のリーダー・大野智主演映画「忍びの国」が特集された。
同番組で大野は、クランクイン前の体作り、映画での役作り、共演した鈴木亮平と実際に殴り殴られのガチ対決を饒舌に語った。ところが、最後に伊賀最強の忍者を演じたことから、忍び込みたい場所を聞かれた時のこと。大野が返した答えが何とも意味深だったのだ。大野は、
「すげえ質問だな」
と言って腕組みし、天井を仰ぎ見た後、こう返答。
「メンバーの家とかかなあ」
なんでも、理由はメンバーの自宅に一度も行ったことがないからだそうで、特に行きたい家については、グループでいちばん年下の松本潤の自宅だと即答し、
「ちょっとかっこつけてそうじゃん、部屋ん中とか。 何かロウソクとかつけてそうじゃん、見てみたいっすね」
と付け加えたものだった。さるジャニーズウォッチャーが言う。
「ジャニーズJr.時代、相葉雅紀と二宮和也は『総武線コンビ』と呼ばれるほど仲が良く、たがいの実家を行き来し、2人は松本潤と事務所の合宿所で共同生活した時期もあった。ところが、一番年上で入所日の早い大野は、滝沢秀明ら別のジャニタレとつるんでいたし、京都で2年間舞台出演するなど嵐結成まではメンバーと深い付き合いがなかったんですよ。もともと大野は、食事の約束をしても、面倒になったり、趣味の絵を描きたくなったらドタキャンしてしまうなど社交的とは言い難い性格。最近は先輩後輩との付き合いも疎遠になりがちで、嵐メンバーとは、極めてビジネスライクな付き合いといえそうですよ。松本の自宅に行ったことがないことを明かしたことで、『やっぱり』と思いました」
嵐の「仲良し伝説」は幻想だったのかもしれない。
(塩勢知央)