平昌五輪フィギュアスケート女子シングルで金メダルを取得したロシアのアリーナ・ザギトワ選手。シニア1年目ということで、まだ詳しい情報が出てきていなかった彼女だが、五輪後には日本でも大きな話題となっている。
「金メダルのご褒美に秋田犬をおねだりしたというエピソードがまたたく間に広がりましたからね。各国のメディアもザギトワ選手の情報は多くなかったはず。これからは女子フィギュアの中心選手として、ますます注目を集めるでしょう」(スポーツライター)
そんなザギトワ選手が、平昌五輪後のインタビューにおいて、男子シングルで金メダルを獲得し、連覇を達成した羽生結弦選手について言及したという。
「ザギトワ選手は、羽生選手をレジェンドとしてリスペクトしており、お手本にしているのがカロリーナ・コストナー選手と羽生選手だと答えたんです。ケガでしばらくスケートができないという苦しい期間を経て頂点を極めた姿は、同じく金メダルのザギトワ選手だけでなく、すべてのフィギュア選手がお手本とすべき存在といえるでしょう。また、ザギトワ選手は早くも北京五輪への意欲も語っています。文字通り“五輪を連覇”した羽生選手を目標とし、自身も五輪連覇を目指しているのでしょうね」(前出・スポーツライター)
シニア1年目と若いザギトワ選手。北京五輪の次の大会まで出場する可能性も十分にある。新世代を牽引する彼女の今後が楽しみだ。
(芝公子)