たかがテレビの企画のはずなのに‥‥。
サッカーをこよなく愛する人々が7月13日深夜に放送されたバラエティ番組「ナカイの窓」(日本テレビ系)の番組内容にブチ切れた。
この日の放送は野球好きの芸能人3名とサッカー好きの芸能人3名がゲストとして登場し、野球とサッカーそれぞれの魅力を語り合うというのがトークテーマだった。
野球好きとして高木豊やダレノガレ明美らが、サッカー好きとしては永里優季やペナルティのヒデらが出演し、双方が相手競技をややディスるような形で優れた点をプレゼン。
3対3での討論だったはずだが、ご承知のとおり、番組MCを務める中居正広は大の野球ファン。
そのため、中居は「今日はゲスト、(野球好きの)3名の方々でよろしいですか?」と、サッカー好きのゲストたちを蔑ろにするような発言をしたりと、野球贔屓でトークを展開。「サッカー好きは視野が狭い」など言いたい放題だった中居だが、番組の最後には「もうさ、次回は『野球対野球』やってみようよ!」とまで言い出す始末。それゆえ、番組を観ていたサッカーファンからは、「番組企画なのはわかるけど、普通にイラッときた」「世界のサッカー、日本の野球ね」「野球好きなのはいいけどさ、サッカーの良さを知ろうともしない中居が一気に嫌いになった」などの声が上がり、不快感を覚えたという人が多かったようだ。
「中居の番組でこの企画をやる時点で、野球贔屓になることは想定内。むしろ、そういった狙いがあっての企画でしょう。ただし番組の意図ということを取っ払っても、この討論を観ていたサッカーファンはあまりにアウェイすぎる展開に腹が立ってしまったようですね。中居とともに番組を進行するゲストMCがスポーツに詳しい芸人ならよかったのでしょうが、この日はどちらにもまったく疎いハリセンボンの近藤春菜でしたから、観ていていったい何のためのバトルかわからなかった」(エンタメ誌記者)
今度はメッシの脱税、巨人の野球賭博で、どっちがすごいが討論してみてはいかがだろうか?
(本多ヒロシ)