7月14日、バラエティ番組「VS嵐」(フジテレビ系)の中で、新企画「嵐-1グランプリ」が放送され、視聴者から注目を集めた。
「『嵐-1グランプリ』は嵐と有名人が、様々な企画に挑戦し、その順位をスタジオにいる出演者が予想するというものです。今回はジェットコースターに乗り、誰が一番熱湯をこぼさずに帰ってこれるかという『熱湯コースターグランプリ』や、突然、スタッフに財布の所持金を調べられ金額を競う『所持金グランプリ』などが放送されました」(テレビ誌記者)
そんな「嵐-1グランプリ」に、「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)など毎回様々なバラエティに登場しては無礼な言動が物議を醸す、某名物ディレクターが登場した。
今回、そんな彼が進行した企画に関して、ファンから批判の声が上がっているという。
「『所持金グランプリ』という企画は、ディレクターが嵐のメンバーや芸能人にアポなしで会いに行き、財布の中を見るという内容だったのですが、その時の態度に批判の声が集まっています。まずディレクターは、この日、初対面となる相葉雅紀のいる現場に乗り込み、財布を要求。すると『なぜ初めての人に財布を見せなきゃいけないの?』と相葉は動揺するも、強引に財布を奪取するというやり取りがありました。また櫻井翔に対しても、小銭を財布から取り出した後、机の上へ雑に投げつけるなどしたため、ファンからは『このディレクターなんなの? 失礼すぎる! 翔クン、目が笑ってない』『企画が下世話すぎて不愉快』『もう嵐に関わらないでほしい!』と批判の声が殺到しました」(前出・テレビ誌記者)
さらに同レース企画に参加していた芸人のバイきんぐ・小峠英二には、所持金チェックの際、財布をカメラで別撮りしたいと言って騙し、そのまま現金を盗むドッキリを仕掛け、焦る反応をVTRで放送した。
これらの「VS嵐」らしからぬ企画に対し、従来の視聴者は抵抗を覚えたようだ。
(森嶋時生)