視聴率は振るわないが、一部の男性視聴者のハートはガッチリ掴んだ!?
松嶋菜々子主演ドラマ「営業部長 吉良奈津子」(フジテレビ系)の第3話が8月4日に放送された。
同作で松嶋は、産後に広告代理店に復職した1児の母・吉良を演じているが、彼女にとって3年ぶりの連続ドラマ主演。そのため、ドラマ視聴率が著しく悪い数字を連発しているフジテレビも松嶋に大きな期待を抱いていたはずだが、この日の放送も平均視聴率6.8%とみごとな大爆死。初回放送から順調に数字を落としてしまっている状況だ。
また、吉良が高収入の正社員で育休を3年も取ったうえに復職できて、なおかつ子供を保育園に預けられるなど、理想的過ぎる設定にまったく共感できない世間のママさんも多く、今後も人気回復の兆しは見えない。
しかし一筋の光明というべきか、熱心な松嶋ファンだけは今回の放送に大満足していたようだ。
「この第3話は吉良をはじめとした広告代理店の社員たちが大口取引先との接待に臨むというのがメインの内容でしたが、接待カラオケのシーンで松嶋演じる吉良が松坂慶子の『愛の水中花』を熱唱。松嶋がドラマのワンシーンとはいえ、歌唱する姿を見せるのはかなりレアなこと。しかも歌った曲が、往年のオヤジ世代にとって色っぽい歌謡曲の代表。それを意識してか、途中でターンをしてウインクする大サービスまでありましたから、男性ファンはテンションが上がったようです」(週刊誌記者)
その後ドラマは急転直下、部下の失態をきっかけになんとか相手の機嫌をとろうと奮闘する吉良に対し、接待相手が禁断の“枕”まで持ち掛ける展開に。吉良も一線を越えてしまいそうにもなり‥‥。「相手が松嶋なら、たとえオバサンでも枕可能」「『一瞬行ってもいいかなって思っちゃった』っていうセリフにめっちゃ興奮しました」など、ムフフなシチュエーションによからぬ妄想で悶々としたという視聴者もいたようだ。
もはやドラマの存続は、43歳の美熟艶演技にかかっているかも?
(本多ヒロシ)
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