スポーツ

女子バドミントン「タカマツ」ペア快進撃に「5位入賞のオグシオとの比較は失礼!」

20160818joshibado

 リオ五輪にて8月16日、高橋礼華、松友美佐紀の「タカマツ」ペアが女子ダブルス準決勝で快勝し、銀メダル以上を確定。ロンドン五輪の藤井・垣岩ペアに続くメダル獲得という快挙を達成した。

 惜しむらくは、同じ16日に女子卓球団体で福原、石川、伊藤の日本代表チームが銅メダルを獲得したことで、女子バドの快挙が霞んでしまったことだろうか。だがバドミントンのファンによると、本当の不満は別の点にあるというのだ。スポーツライターがその気持ちを代弁する。

「メダル獲得という快挙にも関わらず、未だに8年前の“オグシオ”を引き合いに出す報道が少なくないのです。しかしオグシオは北京五輪で5位入賞に終わっており、実績ではタカマツのほうが断然上。そもそもタカマツペアは世界ランキング1位の実力ですから、オグシオと比較するのは失礼ではないでしょうか」

 そのオグシオと言えば、競技続行を目指した小椋久美子と、芸能界入りを志向した潮田玲子との間に溝ができ、北京五輪後にペアを解消したことは広く知られるところ。今回のリオ五輪ではその小椋が女子バドの解説を担当している。その光景についてスポーツライターが続ける。

「メダルには届かなかったとはいえ、国民の目をバドミントンに向けさせたという点で、オグシオの功績は偉大です。潮田はその後の迷走でミソを付けましたが、バドミントン界に残った小椋がタカマツの試合を解説した姿には、伝統の継承を感じました。ぜひ小椋の目の前で悲願の金メダルを達成してもらいたいものです」

 タカマツペアにはぜひ、真のオグシオ越えを達成してもらいたいものだ。ガンバレニッポン!

(白根麻子)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
4
「子供じゃないんだから」佐々木朗希が米マスコミに叩かれ始めた「温室育ち」のツケ
5
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで