リオ五輪の卓球女子団体準決勝。福原愛が際どいエッジボールで敗退してしまったシーンは悲運の瞬間としてテレビで何度も報じられた。この場面について、8月16日放送のラジオ番組「伊集院光とらじおと」で伊集院光が語ったトークが多くの賛同を得ている。
伊集院は、自身もあのエッジボールは本当に残念で悔しかったとしたうえで、その時解説していた前卓球男子日本代表監督、宮崎義仁氏のコメントが素晴らしかったと絶賛しているのだ。
「『私も選手を応援しているし、日本の卓球を応援しているから、あれはアウトだと思いたい。しかし自分の経験上、あの角度で当たって、少しでもボールの角度が変わるのなら、あれは入っているという判定で認めざるをえないと思います』と解説したというのです。伊集院は『この解説の人は日本の卓球を愛しているし、そう思う福原選手に対しても、ちゃんと敬意があり、卓球ファンにも敬意があったうえに、中継の解説として冷静だった』と評していました」(芸能ライター)
冷静で気配りの行き届いた解説、そしてその解説に注目する伊集院。そんなところにもリオ五輪の“イイ話”は転がっているのだ。
(伊藤その子)