芸能

天才テリー伊藤対談「早見優」(1)新曲の作詞のため2人の娘に取材を

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●ゲスト:早見優(はやみ・ゆう) 3歳から7歳までグアム、7歳から14歳までハワイで育つ。14歳の時にハワイでスカウトされ、82年にシングル「急いで! 初恋」で歌手デビュー。同年の日本レコード大賞新人賞を受賞。83年、みずからも出演したコカ・コーラのCMに使用された「夏色のナンシー」がオリコン7位にランクイン。同年から3年連続で「NHK紅白歌合戦」に出場。91年、上智大学卒業。96年、大学時代の先輩と結婚、ハワイで挙式。現在は二女の母。TOKYO MXの音楽番組「Disco Train」にレギュラー出演中。8月24日には、本人が作詞した21年ぶりの新曲「溶けるようにKiss me」他、全6曲を収録した、藤井隆プロデュースによるミニアルバム「Delicacy of Love」をリリース。8月31日19時より銀座山野楽器店にて発売記念イベントを開催。

 80年代に爽やかな歌とルックスで人気を博したアイドル・早見優。現在もタレント・女優としてテレビや舞台で活躍中だが、このたび21年ぶりの新曲を携えて本格的に歌手活動を再開することに! 10代の頃と変わらないその歌声と容姿に、天才テリーはただただ驚くばかり!

テリー 早見さん、もうすぐ50回目の誕生日なんだよね。

早見 やだ、そんなこと、ここでバラさないでくださいよッ(笑)。

テリー いや、全然そう見えないからいいじゃない。リリースされたばかりのミニアルバムも聴かせてもらったけど、歌声、昔のままだね。

早見 ホントですか? ありがとうございます。

テリー このアルバム、芸人の藤井隆さんがプロデュースしているんだね。いったい、どういう経緯で?

早見 私が出演している音楽番組「Disco Train」(TOKYO MX)に藤井さんがゲストで来られたんですよ。今、藤井さんはアルバムを出したりクラブでDJをされたりと、音楽活動にもすごく力を入れてらして、ご自分で「スレンダリー・レコード」っていうレーベルも立ち上げたんです。

テリー 藤井さん、音楽はかなり詳しいからね。

早見 藤井さんは以前から「早見優の音楽のファン」とおっしゃってくださっていて、その時「何か一緒にしたいね」という話で盛り上がったんです。その後、番組のゲストにレスリー・キーさんが来られて。

テリー 今回のアルバムのジャケット写真を撮影した、世界的な写真家だね。

早見 そうです。で、レスリーさんも「また早見優に歌ってほしい」と言ってくださったんです。

テリー 確かにそのタイミングで同じことを言われたら気になるよな。で、やることにしたんだ?

早見 はい。せっかくの機会なので、藤井さんにプロデュースをお願いしたら、OKしていただけました。

テリー なるほどね。藤井さんは、具体的にどんな仕事を?

早見 私の21年ぶりの新曲「溶けるようにKiss me」の作曲、あと「夏色のナンシー」や「誘惑光線・クラッ!」のリミックスDJのセレクトなどですね。

テリー 懐かしいヒット曲が、クラブサウンドとして新しい魅力を開花させた感じだよね。

早見 私自身、本当にすごく新鮮に感じられて、うれしかったです。藤井さんが選んでくれたDJの方々が元歌の原型を忠実に残しつつ、とてもステキにアレンジしてくださって。

テリー しかも藤井さん、作曲もできるんだ。すごい才能だな。

早見 「あんまり作ったことはない」とは、おっしゃってましたけどね。

テリー 作詞は早見さんが手がけたんだよね。

早見 「詞はぜひ優さんのもので」ということだったので。いただいた仮歌には藤井さんが作った歌詞が入っていたんですが、なるべく聴かないようにして考えました。

テリー 「こんな歌詞、使い物になるか!」って?

早見 違いますよッ(笑)。聴くと藤井さんの歌詞に影響されちゃうから。やっぱり芸人さんですから、言葉のセンスとか遊び方がスゴいんですよね。

テリー 藤井さんから「こんな歌詞にして」みたいな要望はあったの?

早見 「ライブに来る10代や20代のお客さんたちに『早見優は歌手なんだ』ってことを知ってほしい」と言われていたので、若い人に向けた内容にしようと思って、15歳と13歳の娘に恋愛観を取材して書いたんです(笑)。

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