リオ五輪で金メダルを逃し、今後の去就が注目されていた吉田沙保里が9月1日、現役続行を表明した。吉田はマスコミに対して「東京は特別ですから出られるなら出たい。次が東京でなければ、たぶん引退していたと思います」と現在の心境を明かした。
これには東京五輪で吉田のリベンジを期待していたファンも大喜びだが、一部の男性からは失望のため息が聞こえてくる。その理由をスポーツライターはこう解説する。
「吉田は現在33歳。リオ五輪で引退し、婚活に入るのではないかという噂がありました。吉田は『人類最強の女』と呼ばれる唯一無二の存在。それにホレ込む人も少なくありません。現役続行となれば、婚活は延期されるため、吉田に最強の遺伝子を残してほしいと願っていた格闘技ファンがショックを受けているというわけです」(スポーツライター)
東京五輪に出場すれば吉田は37歳。そこから婚活に1年、妊娠出産まで約1年となると39歳。初産の年齢が上がっているとはいえ、微妙な年齢なのは間違いない。
「吉田の身体能力は女性アスリート史上最強といっていいでしょう。彼女に対抗できるのはおそらく澤穂希ぐらい。その遺伝子を残してほしい気持ちはわかります。もし吉田の子供が将来格闘技の道に進んだらと想像すると胸が熱くなりますね」(前出・スポーツライター)
さまざまな想いが入り交じる吉田の現役続行。だが今は東京五輪での活躍を祈るだけだ。