NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の最終回が10月1日に放送され、平均視聴率はなんと22.8%。これは21世紀に入ってからの朝ドラの視聴率としては、前作「あさが来た」の23.5%、2002年の「さくら」の23.3%に続いて高い記録となる。放送後はネット上で「泣けた。有働さんもきっと号泣している」「脱力感」といったコメントが並び、「ととロス」現象が起きている。
「最終回の夢の中で、亡くなった父・竹蔵を演じる西島秀俊と再会するシーンは、特に反響があったようです。幼い頃に亡くなった父親役の西島と高畑は、このシーンで初めて共演しています。高畑自身共演を熱望していましたから、思い出に残る共演となったのではないでしょうか」(女性誌記者)
ところが、そんな「ととロス」現象を吹き飛ばすような話題が飛び込んできた。
高畑が12月に封切られる映画で、ホステスを演じるというのだ。
「映画『アズミ・ハルコは行方不明』では、成人式で再会した同級生となんとなく体を許してしまうような奔放な役を演じています。『とと姉ちゃん』とは、相反する役柄をみごとに熱演していますよ」(映画関係者)
しかも撮影が行われたのが、朝ドラへの出演が決まった直後。断ることもできたはずだが、あえて難しい役に挑戦する姿勢も高く評価されている。
「本人もがむしゃらだったと、映画を振り返っています。また朝ドラ後初の映像作品であることに『なんて素敵なタイミングだろう!』『お客様にニヤッとしていただければ最高です』と自信のほどを伺わせています」(前出・映画関係者)
「とと姉ちゃん」から、「キャバ姉ちゃん」へ。女優としてまた一皮むけた高畑。決してフェロモン系ではないが、どんな艶シーンが見られるのか、今から公開が楽しみだ。