5大ジャンボの一つ「オータムジャンボ宝くじ」が発売中だ。前後賞合わせて最高5億円のビッグチャンス。発売最終日の10月14日が間近に迫る中、宝くじアドバイザーの長利正弘氏は「『バラ筋』狙いが高額当せんへの近道」だと強調する。その根拠とは‥‥。
01年の発売開始以来、今回で16回を数える「オータムジャンボ宝くじ」。今年は1等3億円が14本、前後賞1億円が28本、2等1000万円が140本の豪華ラインナップだ(14ユニットの発売時)。
長利氏が他のジャンボ宝くじとは異なる「オータムならではの魅力」を話す。
「ジャンボ宝くじといえば、どうしても1等や前後賞の破格な当せん金額に目が行きがちです。しかし、今年のオータムの特徴は、1等が3億円と、他のジャンボに比べて抑えられている代わりに、2等1000万円の当せん確率がとても高い点。今年のサマーの2.5倍、ドリームの3.3倍で、グリーンとの比較であれば、10倍も当たりやすく設定されています」
前後賞合わせて1等5億円が狙える「連番買い」もいいが、2等の確率がアップしているのであれば、最後の1枚までドキドキできる「バラ買い」も楽しめそう。実際、過去15回の当せん番号を見ていくと、「オータムジャンボはバラで買え!」という特徴が見えてくるという。
「オータムジャンボは、組番号や10万台の出目の隔たりがあまり見当たりません。出現の頻度もほぼ均等ですし、間隔も不規則で、どこからでも狙えそう。唯一、13万台がまだ1度も出現していないぐらいです。でも、組番号の合計数に注目すると、意外な法則があることに気づいたんです」
過去1等の組番号を見ると、十位と一位を足した合計数が「7」か「17」、あるいは「9」になるケースが頻発しているのだ。
「ジャンボ宝くじで袋詰めされた10枚パックのバラを購入すると、末尾が『0~9』でそろっていることは知られています。ですからバラで買っても今回4等の300円は必ず当たるわけです。ですが、組番号の分類方法はあまり知られていません。組は、2つの数字を足した合計数の末尾が『0』なら、袋の中10枚とも末尾が『0』というように、『0~9』の10種類に分類されているんです」
例えば十位と一位を足して、その合計の末尾が「7」であれば、袋の中の組番号は【07・16・25・34・43・52・61・70・89・98】。同様に末尾が「9」であれば【09・18・27・36・45・54・63・72・81・90】の10種類の組番号が入っているという具合だ。