今年のオータムジャンボは、特別賞の当せん金額が10倍以上もスケールアップして復活している。
09年から始まった特別賞「秋祭り賞」の当せん番号は【068】【106】【527】で、当せん金額は1万円。10年も下3桁が当たれば1万円だった。
そして11年の「秋の七草賞」から当せん番号が【1645】と下4桁になり、当せん金額は5万円。12年と13年の「サンキューオータム賞」は、3万9000円の当せん金額だった。
そして、今年の「宝くじ70周年賞」は70万円に大幅アップ。シルバーウイークこそ終わったが、家族で豪華な海外旅行を楽しむにも十分な当せん金額だ。
ただし、当せん番号は6桁と難関になっている。
「要は“各組共通の6桁”が一致すればいいわけですから、『宝くじ70周年賞』と「1等の組違い賞』の当選確率は一緒です。同じ確率なのに当せん金額は10万円と70万円と60万円も差がある。特別賞のほうが断然お得感がありますね」
ならば、ここも過去の傾向から推奨ナンバーを見てもらおう。
「過去の当せん番号を各桁ごとに集計してみると、最も多く出ている数字は、千の位が『2』と『9』、百の位が『7』で、十の位は『0』、一の位は『8』でした。過去に5桁以上の当せん番号はないため、万の位は全ての数字が対象となり【1*2708】と【1*9708】の2通りを狙ってみたいですね」
どうしても万の位の数字をしぼり込みたいという方のために、過去17本あった特別賞の0~9の出現総数を調べたところ、次のような偏りが見られた。
【0】9回/【1】9回/【2】8回/【3】4回/【4】2回/【5】5回/【6】8回/【7】7回/【8】5回/【9】5回
トップは「0」と「1」の9回で、ワーストは「4」の2回だ。
万の位に出現回数の多い数字を入れるのか、それともそろそろ出現すると見て「4」を入れるのか‥‥。
読者諸氏の幸運を祈る。