10月2日に「キングオブコント2016」9代目王者となったお笑い芸人コンビのライス。授賞式で「仕事くれ~」と2人で叫んでいたが、10月7日現在、メディア出演が一向に増えず、盛り上がりに欠ける状態が続いている。それには意外なワケがあったという。
「6日放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』で、同じ事務所の先輩であるナインティナインの岡村隆史が種明かしをしていました。それによると、優勝したライス、準優勝のジャングルポケットの担当マネージャーが同じであるため、『オファーの電話が鳴りやめへん』状態なのに全然対処できていないのだそうです」(芸能ライター)
とはいえ、ライスを生放送の情報番組やワイドショーにねじ込むことなど、吉本興業にとっては造作もないこと。それができないのは、なぜなのか。吉本の特殊事情のせいと打ち明けたのはお笑い関係者だ。
「ライスはよしもと幕張イオンモール劇場の『幕張セブンスターズ』のメンバーとしてライブ出演してきました。4日からも同所のスケジュールが入っており、今月は11日間で16公演を行います。劇場はJR海浜幕張駅から徒歩約18分とへんぴな場所にあり、新宿のルミネtheよしもとまで片道1時間半はゆうにかかる。都心のテレビ局との掛け持ちは難しい状況なんです」
年末年始の特番のオファーが殺到する10月に公演で拘束されるとは、なんとも間の悪いタイミングだが、チャンスをフル活用できるかはマネージャーの腕しだいといったところか。
(塩勢知央)