この度、秋元康氏による「2次元+3次元アイドル」構想が明らかになった。おニャン子クラブ、AKBグループ、乃木坂46など数々の人気グループを手がけたヒットメーカーが新たに挑むのは「次元をこえたアイドル」だという。
「現在大ヒット中の劇場アニメ『君の名は。』でキャラクターデザインを務めた田中将賀さんほか、8名のクリエイターがデザインした美少女キャラを“アイドル”として展開。さらに彼女たちの“声”を担当する声優もオーディションで公募、こちらもアイドルグループとして同時展開していくようです」(アニメライター)
2次元と3次元の間で活躍する、まさに“次元をこえた”活動を予定しているわけだが、これに関してアニメファンからは不安視する声も飛び出している。
「これまでも声優グループやアニメ歌手が大きな人気を獲得してきた事例がいくつもありますが、それはあくまでも“アニメ作品”ありきというところが重要です。見た目の可愛さはもちろんですが、彼女たちそれぞれが作品で背負うドラマこそが、ファンの応援の原動力になっているわけです。アニメの中での“下積み”なしに、いきなり萌えキャラをポンと置かれて、ファンがつくかは微妙なところです」(アニメライター)
果たして、アニメファンの心を掴む新たなるアイドルは生まれるのだろうか。まずはヒットメーカーのお手並み拝見といこう。