体調不良のため、長らく芸能活動を休止していた歌手の中森明菜。しかし今年は、12月4日のヒルトン東京お台場を皮切りに、東京・大阪・名古屋など全国7都市でディナーショーを開催。中森がファンの前で歌唱するのは、2009年以来7年ぶり。チケットはすでに完売しているという。いかにファンが、中森の復活を待ち望んでいたかがうかがえる。
音楽関係者は「年末にはもっとファンを歓喜させるかも」と意味深に話す。
「中森はディナーショーに向けて、ボイストレーニングも始めており、2010年の時のように“中止”なんてことにはならないよう、万全の準備をしています。そこで浮上してきたのが紅白の目玉として、名前があがっているそうです」
しかし、休養期間が長かっただけに、中森の全盛期を知らない世代も増えていると思うのだが‥‥。
「全盛期を知っているファンだけでなく、伝説の歌姫として若い層にもファンは多い」と芸能ジャーナリストは言う。だが、一番危惧される精神状態はどうなのだろうか?
「これまで中森の精神を不安定にさせた原因は、近藤真彦との別れと言われていましたが、実は家族との確執でした。けれども、中森家から籍を抜くことで、家族との決別の意思をはっきりとさせました。精神的にも強くなったなという気がします。ディナーショーをきっかけに復活できる可能性は高いでしょう」(前出・芸能ジャーナリスト)
紅白のステージに立つ中森を、ファンのみならず期待せずにはいられない。