11月3日に放送された天海祐希主演のテレビドラマ「Chef~三ツ星の給食~」(フジテレビ系)の視聴率が、4.9%だったことがわかった。この記録は同ドラマ開始以来、最低の数字だという。
「『Chef』は初回から視聴率8%と厳しいスタートを切りましたが、さらにそこから2話で7%、3話で6.2%、そして今回は一気に4%台まで急落してしまいました。また現在、フジの木曜ドラマで史上最低視聴率を記録しているのは、松下奈緒主演『早子先生、結婚するって本当ですか?』なのですが、このまま数字が下がりつづければ、『Chef』がワースト記録を更新してしまう可能性があります」(テレビ誌記者)
また今後の視聴率によっては、打ち切りとなる可能性もあると一部から囁かれているという「Chef」。しかしこれらの厳しい数字は、前番組の影響も多大に受けているのだという。
「フジの木曜ゴールデンタイムといえば昨今、『奇跡体験!アンビリバボー』は一定の数字を稼げているのですが、次の『とんねるずのみなさんのおかげでした』になると視聴率はガクッと下がるのです。特にここ最近、とんねるずの番組は4%台を連発しており、21時以降は多くの視聴者が他局に流れている。つまり『Chef』の爆死は、低視聴率が続く前番組の影響もあると考えていいでしょう」(前出・テレビ誌記者)
一方、同じ木曜に放送されている米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)は、視聴率20%を突破し、大きな差をつけられてしまった「Chef」。はたして今後、同ドラマは打ち切りを回避して、最後まで完走することができるだろうか。
(森嶋時生)