10月31日に発売された「週刊ポスト」に信じられない詐欺事件が報道された。
事件の主犯とされているのは、紅白出場も果たした人気歌手の夫であり、実業家としても知られるI氏。
そして、この詐欺事件に関わっていたとされる人物が国政の最高責任者・内閣総理大臣も務めた鳩山由紀夫氏だったのである。
2人は2014年3月、共に会社を設立。社名に2人のイニシャルが組み込まれていることから、相当な親密さがうかがえる。
「I氏はパーティーで知り合った複数の会社経営者らに、『鳩山氏は金に無頓着で自分が押す投資案件には金を出すので大丈夫』『出資すれば必ず儲かる』などと鳩山氏の名前を使って言葉巧みに誘いかけ、被害者から多額の現金を吐き出させていた。しかし、実際は会社の実態はなく、騙し取った金はI氏が私的に利用していたといいます。騙された被害者は皆、元総理大臣である鳩山氏がI氏主催のパーティーに頻繁に顔を出していたことから、『元総理大臣がバックについている』と彼の儲け話を完全に信用していました」(事情を知る関係者)
しかし、これは氷山の一角であり、被害者は数十名に渡り、その被害総額は3億円にも上るという。
今回の事件について、I氏、鳩山氏は共に弁護士を通じ報道を否定しているが、被害者はすでに訴訟準備を進めている。
真実は法廷で明らかとなることだろう。