乃木坂46の人気が爆発し過ぎて、ファンからは嬉しい悲鳴が上がっている。
11月9日に発売された最新シングル「サヨナラの意味」は発売初日で累計出荷枚数が101万3000枚を記録し、グループ初のミリオンを達成。その勢いは間違いなくアイドル界NO1と言える状況だ。
そんな絶好調の彼女たちは12月6日から9日まで、日本武道館でクリスマスライブイベントを行うが、人気が出過ぎたあまり、チケットの当選確率がとんでもない倍率になっている。
「先日、モバイルサイトの会員を対象にした1次先行の結果が出ましたが、ツイッター上でもチケットが当選したという報告はほんのわずか。ほとんどが落選報告です。6日、8日は選抜メンバーによる単独ライブ、7日、9日はアンダーメンバーによる単独ライブが行われるのですが、選抜メンバー単独公演はともかく、非選抜であるアンダーメンバーの公演でもここまで落選報告が出るとは驚きました。しかも、いずれも平日開催なのにこの高倍率ですから、次はドーム開催しかないかもしれません」(アイドル誌ライター)
さらに驚くべきは、12月10日に9月から乃木坂に加入した3期生メンバー12人による初イベント「乃木坂46 3期生『お見立て会』」が同じく日本武道館で開催予定だが、こちらもファンからは落選報告だらけだ。
「お披露目こそされたものの、いまだレッスン中で特に目立った活動はしていない3期生。そんなハッキリ言って“アイドル見習い生”の初イベントで日本武道館を埋めてしまうほどとは思いませんでした」(前出・アイドル誌ライター)
その新たに加わる3期生を除けば、現在のメンバーは35人いる。しかし、それだけいても多くの人気メンバーの握手券は毎回完売状態。握手会の混雑具合も恐ろしく、一人一人のメンバーにかかる負担が大きすぎるのか、最近は人気メンバーの体調不良による欠席も目立っているという、ファンにはあまり喜ばしくない実情もある。
「その意味からも、運営としては即戦力となる3期生がたくさん育ってほしいところでしょう。この『お見立て会』をきっかけに人気が分散されれば、狙いどおりかもしれません」(前出・アイドル誌ライター)
3期生メンバーは順調にいけば次回シングルからは握手会への参加も想定できるため、多少なりとも人気メンバーへの負担軽減になるかもしれない。
(石田安竹)