11月17日発売の「週刊文春」が、歌手・和田アキ子の「NHK紅白歌合戦」出演に関して、落選通告がなされたと報じた。現在、和田は紅組の歌手として歴代最多出場の記録を持っている。
「『文春』では、『和田側にNHKから落選が伝えられた』と話す関係者の証言が掲載されています。和田といえば、長年ヒット曲がないということで、世間からは紅白出場に対する疑問の声が多く上がっていました。そのため昨年の時点で、落選が濃厚と思われていたのですが、司会に和田と同じ事務所である綾瀬はるかが抜擢されたことで、バーターとして出演したようです」(芸能記者)
そして今年の7月、再起を賭けて新曲をリリースしたものの、まったく話題にならずに終わってしまった和田。そこで今年も、昨年のようなバーター出演を事務所は目論んでいたようだが、ある女優の出演拒否により難しくなったという。
「今年は、和田と同じ事務所に所属し、朝ドラ『とと姉ちゃん』で主演を務めた高畑充希の司会が有力視されていました。しかし、高畑サイドは『恐れ多い』とNHKからのオファーを拒否。その結果、司会は来季で朝ドラ主演を務める有村架純に決定した。つまり和田のバーター出演の話は立ち消えとなってしまったようです」(前出・芸能記者)
今回の事態を受け、和田の事務所であるホリプロ上層部は、落選撤回のためNHKとの再交渉に駆り出されているという。
はたして大御所の和田がこのまま“卒業”となってしまうのか、今年の「紅白」出場者発表は、SMAP、宇多田ヒカルなどの話題も含め、例年以上の注目を集めそうだ。
(森嶋時生)