11月16日に出場アーティストが発表された今年のNHK「紅白歌合戦」。エレファントカシマシや竹原ピストル、リトルグリーモンスターが初出場する一方、近年、常連だったAAAやmiwa、V6が落選するなど、顔ぶれに変化が見られた。同局が継続して出演交渉を行う安室奈美恵、桑田佳祐の動向も注目される中、落選した“ある歌手”に一部で注目が集まっている。
「私の周りでも小沢健二さんの落選にショックを受けているファンは多いですよ」と語るのは広告代理店関係者。
「10月にスポーツ紙が『紅白内定』と報じたものの、結局、漏れてしまった。NHKの人に直接聞いた時も『今年はオザケンが出てくれそう』とうれしそうに言っていたんですけどねえ…」
今年、音楽活動を本格復帰し、21年ぶりの紅白歌合戦出場が期待されていた小沢だが、なぜ不出場となったのか。
「打診していたものの、結局、断られてしまったようですよ」とはNHK関係者の弁で、続けてこう言う。
「10月には『SONGS』にも出演してもらっていて関係性は悪くない。小沢さんとしては『復帰したばかりでいきなり紅白に出るのは気が進まない』というのが実情のようです」
一方で小沢出場に期待を持たせるこんな発言も。
「ただ、今年、小沢さんはSEKAI NO OWARIとコラボした『フクロウの声が聞こえる』をリリースしていて、紅白でもセカオワの枠で特別ゲストとして出場してもらえる可能性は十分にあります。セカオワの顔を立てて出てくれるのではないでしょうか」(前出・NHK関係者)
紅白歌合戦まで残り1カ月あまり。オザケン出場の可能性はまだ残されているのだ。
(白川健一)