社員でありながらタレントさながらの活躍を期待されているテレビ局の女子アナたち。画面では華やかな姿を見せてくれる一方で、ひっそりと表舞台から去っていくケースも少なくない。
「アナウンサーは採用も他の職種とは別扱いで、若手のうちは異動とは無縁のはずですが、この6月には11年目の葉山エレーヌ(日本テレビ)がインターネット事業局に、そして7年目の細貝沙羅(フジテレビ)は人事部に異動しました。2人とも見た目の派手さは女子アナ向きですが、葉山は奔放すぎる私生活が、細貝はあまりに下手なアナウンス技術が異動の理由になったようです」(週刊誌記者)
一方でプライベートな理由から退職するケースも。実業家との交際を週刊誌にスクープされた小林悠(TBS)は、記事が原因で精神面が不安定となり、健康上の理由で3月の依願退職に至った。人気アナだった久保田智子(TBS)は、同局初の女子アナ特派員として海外勤務も経験。15年には日本テレビの政治記者と結婚し、その夫が暮らす米ニューヨークで一緒に暮らすために今年、みずから退職を選んでいる。
「同様に夫に伴う形で地方に引っ越したのが、元フジテレビの本田朋子です。彼女は13年にバスケットボール日本代表でイケメン選手の五十嵐圭と結婚。同年に退職し、近年はフリーアナとして活躍していましたが、夫の五十嵐が今季から出身地の新潟アルビレックスに移籍。それに伴い本田も新潟に転居したのです。もっとも新潟と東京は新幹線で最短1時間37分と近いので、今後もフリーアナとしての活動は続きそうです」(テレビ誌ライター)
12月5日に発売された「アサ芸シークレットVol.43」ではここで紹介した女子アナを含め、全50人にのぼる「消えた女子アナ」の今を追跡。幸せになった人もそうでない人もいるなか、彼女たちの最盛期に思いを馳せてみるのも楽しそうだ。