お笑い芸人の古坂大魔王が12月2日に北海道・函館で開催されたイベントにて、みずからがプロデューサーを務めるアーティストのピコ太郎をモノマネだ。古坂は「はこだてクリスマスファンタジー」内の青函交流イベントにてMCとして登場。観客から「ピコ太郎!」の声援が飛ぶなか、イベントの最後に「モノマネだから」と前置きしつつ、きっちりと「PPAP」を披露し、超満員の観客を喜ばせたのである。
また翌3日には、青森市にて開催された「あおもり灯りと紙のページェント」にも出演し、こちらでも「PPAP」も披露。青森市観光大使を務めるとあって、故郷に錦を飾った形となった。
このように津軽海峡をはさんだ両岸でピコ太郎のモノマネを目撃できたわけだが、古坂が「PPAP」を披露するのは今回が初めてではなかったというのだ。芸能ライターが耳打ちする。
「実は『PPAP』が初公開されたのは1年半も前だったんです。福島県いわき市のショッピングセンターで15年3月に催された“第7回東日本応援チャリティライブ”に、古坂はお笑い芸人10組の1人として出演。ピコ太郎と同じ服装でステージに登場し、『PPAP』を披露していました。つまり『PPAP』は今年7月に突然できたネタではなく、1年も前からじっくりと温めていたというわけですね」
このチャリティライブは東MAXこと東貴博が芸人仲間を集めて主催しており、入場料は全額が被災地復旧に寄付されるというもの。古坂とは「ボキャブラ天国」(フジテレビ系)で共演していた間柄ゆえ、東が声をかけたのも納得だ。
もしいまピコ太郎がチャリティライブに出演すれば、会場を埋め尽くすほどの観客が集まるのは確実。ここは絶大な「PPAP」人気をチャリティに活かしてみてはいかがだろうか?
(金田麻有)