12月4日の「M-1グランプリ2016」(テレビ朝日系)にて敗者復活戦を勝ち上がり、その勢いで最終決戦に進出したコンビ芸人の「和牛」が話題だ。最後は銀シャリに優勝を譲ったものの、川西賢志郎と水田信二のひょうひょうとした様子が視聴者に受け、2010年のスリムクラブのように「準優勝者がブレイク」するのではと期待されている。
そんな和牛の快進撃には、あるアイドルグループが関わっていると話題になっているという。アイドル誌のライターが驚いた顔で語る。
「その勝利の女神は、6人組アイドルユニットの『大阪☆春夏秋冬』です。昨年の夏から注目度をあげている彼女たちは、アイドル専門チャンネルの『Kawaiian TV』でレギュラー番組を持っており、そこで司会を務めているのが和牛。しかも和牛は2代目司会者で、初代は昨年10月にキングオブコント2015でまさかの優勝を果たしたコロコロチキチキペッパーズでしたから、彼女たちの番組は2年連続で話題の芸人を輩出したわけです」
昨年、わずか結成4年目で優勝を果たしたコロチキは、最近では「アメトーーク!!」(テレビ朝日系)への出演も増えるなど若手の中では随一の活躍を見せている。そのコロチキは優勝を機に活動拠点を東京に移し、大阪☆春夏秋冬の番組も降板。後釜として登場したのが和牛だったというわけだ。
「その和牛は昨年のM-1でも決勝に進出しており、今年2月には新宿のルミネtheよしもとで初の単独ライブも開催。今回の準優勝で東京に拠点を移す可能性が出てきました。そうなると司会降板は必至ですから、“勝利の女神”にあやかろうと3代目司会者への立候補が殺到しそうですね」
ちなみに大阪☆春夏秋冬は激しいダンスと美少女ぞろいのルックスがウリながら、メンバー全員が大阪在住とあって、お笑いへの対応力も半端ないと評判だ。コロチキと和牛に続いて全国区に躍り出るのは、3代目司会者より彼女たちのほうが先かもしれない。
(金田麻有)