アヤパン、ナカミー、ヒライ‥‥、人気アナが次々と局を去る中、フジテレビが看板アナに担ぎ上げたのがミタパンだという!
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「ミタパン歌手デビュー」
夏服のセーラー服コスプレ姿で新聞記事を飾ったのは、フジテレビの三田友梨佳アナ(25)。今年で2年目の三田アナは、入社1年目から自分の名前の付いた冠番組「ミタパンブー」を担当し、その番組内企画として、8月8日に「恋のミタパン」でCDデビューすることが決まった。
現在は、「ミタパンブー」の他に「めざましテレビ」など3本のレギュラー番組を担当している三田アナは、ミスコンなどの肩書こそないものの、実家はミシュランで三ツ星評価の老舗料亭「濱田屋」というお嬢様アナだ。
女子アナウオッチャーの丸山大次郎氏も三田アナに太鼓判を押す。
「この『パン』シリーズはこれまでにもアヤパン、カトパンなどフジテレビをしょって立つ看板アナを輩出してきた人気アナの登竜門です。ハリウッドからシャーリーズ・セロンを迎えた回では、アカデミー賞女優の目の前で堂々とオスカー受賞シーンを演じる小芝居を演じるなど、新人らしからぬ度胸のよさを見せています。存在感と能力で若手では頭一つ抜けた新人です」
入社1年4カ月での歌手デビューは、アヤパンに次ぐスピード出世だという。
「とはいえ、歌唱力ではアイドル歌手並みだったアヤパンとは雲泥の差です。かつて、歌番組で少女時代の『Gee』を披露しましたが、無表情の一本調子で歌いきる姿は、かつて音痴アナで鳴らした内田恭子を超える女子アナ史上最強レベルのヘタさでした」(前出・丸山氏)
すでに三田アナは、「新歌ヘタ女王」というありがたくない称号を得ているようだ。
「三田アナは局内でも注目度は高く、新人アナとは思えないほど場の空気を読む能力が高いと評価が高い。特にお笑い番組などで、“芸人と共演させた時のボケぶりはピカイチ”とバラエティ班からの評価が高い」(局関係者)
実力が認められてか、ここにきて「すぽると!」を牽引してきた平井アナが結婚退社を発表したため、その後釜として三田アナに白羽の矢が立った。ところが─。
「学生時代には青山学院の硬式野球部のマネジャーを務めており、スポーツアナとしての適性は十分。すでに昨年9月に平井アナの夏休みに試験登板され、解説者からは『平井アナもうかうかしていられない』とこちらも高評価を得ていた。ところが、今回のCDデビューで当面スポーツアナ担当からは遠ざかりました。あれだけお笑いの色が付いてしまったら、さすがにスポーツアナとしては難しいという判断です」(前出・局関係者)
まずは目の上のカトパンを追撃できれば、ミタパン時代がやって来る!?