ギラギラと輝く太陽の日ざしが、美女たちの欲望もギラギラと照らし出す情熱的な季節が訪れた。夏休み間際の高揚気分も手伝って、スキャンダラスな面々は甘いささやきの裏で、はたしてアッと驚く行動に打って出るのか!?
編集部にその手紙が届いたのは、7月5日のこと。送り主が不明の謎の封筒を開けると、ワープロ打ちされたA4サイズの文書が2枚入っていたのである。
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題名は〈フジテレビの平井理央アナが同局の西岡考洋アナ(本来は“孝洋”)とラブラブな半同棲生活〉(カッコ内は編集部注)。
2人は昨年4月から、スポーツ情報番組「すぽると!」で総合司会として共演を続けている。
平井理央アナ(29)といえば、ご存じ、フジテレビを代表する看板女子アナ。
一方の西岡孝洋アナ(36)は、爽やかな好青年アナウンサーとして評判だ。
スポーツライターが言う。
「佐賀出身の九州男児で、礼儀正しく熱心に取材しています。同局には取材現場で他局の女子アナやタレントにちょっかいを出す軽薄な男性アナもいますが、彼は珍しいほど硬派なイメージです」
匿名で送られてきた手紙の内容を鵜呑みにすることはできないが、無視できないことに、この文書にはやたらと詳細に2人の交際の様子が記されているのだ。
〈2人とも独身で、同じ慶大法学部出身同士で、後輩と先輩の関係になり、(中略)すぐに意気投合し、2人は昨年の7月ごろには、交際を始めている〉
とつきあい初めの状況が書かれているのだが、平井アナが西岡アナに引かれていく過程がリアルだ。
〈平井アナは、同じフジテレビ局内のディレクターM(実名)と長い間交際していたが、ディレクターMには、いずれは退社して、石川県の実家に戻って家業を継がなければならない事情があるため(中略)結婚に踏み切れなかった〉
平井アナは、東京でアナウンサーを続けたかったというのだ。そんな折に西岡アナが現れたことで、こうなった。
〈昨年の9月末頃にディレクターMと別れている〉
つまり、平井アナは2カ月余りの間、二股をしていたというのである。その後の2人は番組内でもラブラブぶりをひそかにアピールしていたそうだ。
〈昨年の8月に入ると、2人で(中略)出演時に、平井理央アナの服の色や柄と、西岡考洋アナのネクタイ・ワイシャツ・胸のポケットのハンカチーフ等の色や柄を合わせるペアルックが目立つようになり、今年の2月ごろまで盛んに行っていた〉
2人の関係について、フジ関係者はこう話す。
「確かに2人で食事することはあるようです。西麻布にある、おでんがおいしい店で一緒の姿も見かけたことがあります」
ただし、フジ局内でアナウンサー同士の社内恋愛は〈大変厳しい条件が課せられている〉そうで、2人は目立たないようテクニックを駆使していたとある。
〈平井理央アナの同期の遠藤玲子アナ(既婚者)を加えた3人で、職場仲間のグループ交際をよそおって、(中略)事実上2人は密かにデートを重ねる〉
さらに衝撃的なのは、すでに昨年10月中旬から、平井アナの自宅マンションで2人が半同棲状態に入っているというのだ。〈昨年12月に入ると、(中略)2人で出演した日(火曜、水曜、木曜の週3日間)は、放送終了後の深夜に、2人は直接同マンションの平井理央アナの部屋に、一緒に帰るようになり、(中略)現在に至っている〉
取材を進めると、同じ内容の怪文書が本誌を含め複数のマスコミ宛に投函されていることもわかった。
はたして文書は、いったい誰が何の目的で書いて流出させたものなのか。
「局内では、最近、大規模な人事異動があった影響で、不満のある人間の腹いせとか、閑職に追いやられたアナウンサーの仕業ではなんていう噂が出ています。標的が平井アナだったのは、このご時世に花形番組を担当しながら、『もう報道に行きたい』などと、さらなる希望を口にすることがあるからですかね」(前出・フジ関係者)
フジの広報に問い合わせるとこんな回答だった。
「同じ問い合わせが何件か来ております。通常は社員であってもプライベートな件に関してはお答えしないのですが、今回のこの件は事実無根ということをお伝えいたします」
怪文書騒動で、「すぽると!」の名コンビに影響が出なければいいが‥‥。