「何だ、これ!」と驚きの声
大会前からメダルラッシュが期待されていた競泳。その中でも「奇跡の復活」と言われたのが、背泳ぎの寺川綾(27)だった。そんな彼女の「体の変異」をカメラマンが証言する。
「1年前に比べ、明らかにバストサイズがアップしています。この数カ月でも大きくなった印象ですね」
その原因を、水泳関係者が明かしてくれた。
「もともと陸トレ(筋力トレーニング)が嫌いだったんですが、今年に入ってからは週3回の筋トレで強靱な体を作りました。その中で威力を発揮したのが、カヌー・カヤック用マシン。負荷のかかった1本のバーを両手で持ち、体をうねらせて左右の腕を交互に回転させることで、上半身を鍛えたんです。それにより推進力が増し、胸の筋肉もついたのです」
本番前には、ゲンかつぎも行っていたという。
「寺川は試合日の朝とレース直前に必ずカフェオレを飲む。昔からの習慣で『目が覚める』のだそうです」(スポーツライター)
8月4日に行われる400メートルメドレーリレーでもそのバスト力に期待したい。
3大会連続の2冠をかけた北島康介(29)のモチベーションは、「ダーレオーエンのために戦う」宣言。4月に急死した最大のライバルで親友への誓いである。
「気合い十分なのですが、どうも女子選手たちの間では『キモ~イ』と、意外に不評。あまりにナルシストで、『俺はすごい』などとよく言うからだとか」(前出・水泳関係者)
今大会の代表メンバーで男性ファンからの圧倒的な支持を誇るのは、体操界のお色気クイーン、田中理恵(25)だ。スポーツ紙五輪担当記者が言う。
「実は脊椎分離症で腰に痛みを抱えている。『腰が悪いからこれが最後』と話し、今五輪が競技者としての最後の大会となります」
そんなタイミングを、タレント事務所が放っておくはずもない。さる芸能プロスタッフは、
「スポーツタレントや文化人枠を持つ複数の事務所が早くも奪い合いを始めています。サッカー関係者がタレント契約するある事務所は『ライバルは多いが、ぜひウチに欲しい』と本気モード。あのルックスに関西弁で、意外にトボケていておもしろい。本人も経験を生かしたスポーツキャスターに興味があるようです」
また、渡英前には母校の日体大の壮行会で、OBの千葉真一(73)に女優業を勧められ、「うれしい。人生はいろいろですからね。いろんなことにチャレンジしたい」と積極発言も。
さて、最後の晴れ舞台となる五輪では、選手村での彼女の食生活はどうなるか。というのも、
「田中はみずから公言するほどの大の焼き肉好き。最近でも週2回は“肉の日”を設けて食べています(笑)。ロンドンでも肉食女子ぶりを全開にするのかどうか」(前出・スポーツ紙五輪担当記者)
一方、男子の絶対的エース・内村航平(23)は、想定外の難問にブチ当たっていた。競技前から「アウェーの洗礼」を受けていたと、カメラマンは話すのだ。
「直前の調整合宿で、本番で使用されるフランス製の器具を試した。ところが鉄棒にブラ下がった瞬間、『何だ、これ!』と驚きの声を上げたんです。日本製よりしなりが少なく、全体的に硬い。『技が合わない』と戸惑いを見せ、得意の床のマットにも『バネが使えない感じ』と話して周囲を心配させました」
本番前の公式練習では、鉄棒から2度落下するミスを犯す。硬い床対策として最高G難度技の封印や、技の順番を入れ替えるなどの対策も俎上に載った。