五輪期間中、選手らの生活の場となるのは、1万6000人を収容する選手村。1300種類の料理を提供する5000席のレストランもある、一大コミュニティだ。204の国と地域の男女が共同生活を送れば、そこに「欲望」が発生するのは自明の理。「セックス五輪」の開幕なのである。
選手の75%が参戦 日本選手団 夜の桃メダル争い
00年シドニー五輪では7万個の在庫が切れ、2万個を追加注文。前回の北京では10万個だった─。
これ、選手村で過去に無料配布されたコンドームの数である。
「選手村では至るところでセックスが行われている」
開幕直前、アメリカ女子サッカー代表GKが、スポーツ専門チャンネル「ESPN」のインタビューで、衝撃の事実を告白した。
「生涯一度の経験をして、誰もが消せない記憶を作りたがる。外でセックスしている人も見たわ。芝生の上とか、建物の間とか‥‥」「ESPN」には複数の選手が答え、選手の70~75%がセックスする、との証言もあるのだ。
それを追撃するかのように、イギリスの元代表選手の暴露本「秘密のオリンピック」が大きな話題となっている。同書によれば、シドニーでは7万個のコンドームが1週間で底をつき、
〈競技を終えた選手は、持て余したエネルギーを燃焼させるために何かを行う必要がある。しばらく交尾していなかったサラブレッドのように‥‥〉
JOC関係者が言う。
「海外の選手は乱交パーティまがいの行為にまで及んでいるとも聞きます。今五輪では、過去最高の15万個のコンドームが用意されました。また、ロンドン屈指の歓楽街、ソーホー地区では多くのバーに無料のコンドームが置かれている」
さらに別の大会関係者は、こうも話すのだ。
「15万個で足りなければ、追加することもありうる。その準備はしています」
世界を代表する体力と肉体を持った男女が一堂に会するだけに、その「激しさ」は想像を絶するもののようだ。総勢239人の日本選手もやはり‥‥。
「JOCからは行動規範が書かれたマニュアルが、選手に渡される。外出する際の注意から、倫理的な問題まで、かなり厳しく律する内容です。それを順守するなら、セックスは控えるかもしれませんが‥‥」(前出・JOC関係者)
そういえば過去の五輪では、女子バレーボール選手の「選手村ロマンス」が噂になったこともあった。
だが、とあるネット掲示板では、「貞操を守ってほしい日本代表女子選手」についての投稿もあり、川澄奈穂美(サッカー)、狩野舞子(バレーボール)、田中理恵(体操)らの名前が登場、ファンは選手村での行状を心配しているのだった。
そんな中、アイドル顔負け、日本選手団トップクラスのルックスと評判の、重量挙げ女子53キロ級の八木かなえ(20)に、早くも魔の手が伸びている。
「身長152センチで、あの笑顔。海外の記者は『ジャパニーズ・エンジェルだ』と絶賛しています。選手村や競技会場では外国人選手から次々と声をかけられ、『You are very cute!』と思いっ切り口説いている選手もいました。彼女自身は『皆、声をかけてくれてフレンドリーですね。五輪ってやっぱりすごい』と、ナンパ攻撃されていることに気づいていない様子。そのうち、野獣化した外国人選手が積極的にアプローチをかけるとどうなるか‥‥心配です」(前出・大会関係者)
はたして、日本の美女軍団は、夜の桃メダル争いに加わるのか─。