12月11日深夜に都内でタクシーと接触事故を起こしていたNON STYLE・井上裕介。報道を受けて、すでに撮り終えていた年末年始の特番の出演シーンが差し替えになるなど、現場は対応に追われた。相方の石田明も、謝罪する事態になっているが、そんな石田は悲惨な幼少期を過ごしていることはあまり知られていない。
「彼は4人兄弟の末っ子でとても貧乏だったそうで。子どもの頃、文具さえ買ってもらえなかったとか。石田が小学生のとき、クリスマスに『ウルトラザウルスをください』と願い事を書くと、翌朝、サンタから『もうちょっと安くなりませんか?』と返事があったとか(笑)。石田の笑いのセンスは母親から受け継いだものなのかもしれません」(お笑い誌ライター)
また食事も満足に摂れなかったため骨が弱く、当時の石田の骨密度は70歳レベルと診断され、キャッチボールをしただけで、肩を脱臼したこともあったとか。先のライターは続ける
「他にも彼の貧弱エピソードは山ほどあります。デコピンしただけで中指を粉砕骨折したとか、マンホールで転んで足首をはく離骨折したとか。野球ボールを投げたら、右腕がらせん骨折。人生で10回以上、骨折したそうです」
ノンスタが売れるきっかけになったのは、『M-1グランプリ2008』の優勝。デビュー8年にして夢をかなえたが、翌年に大ブレイクしたのは、準優勝のオードリー。どこまでいっても、ツイていない。しかし、その“M-1”は、地元・関西で平均視聴率35%という高数字をマーク。石田が号泣したシーンの瞬間最高視聴率は、関西で43.1%という歴代最高を叩きだしている。不運を笑いに変えることができる石田。井上にも早く、その日が来てほしいと願っていることだろう。
(北村ともこ)