リオ五輪では数々の激闘が繰り広げられ、サッカークラブW杯では鹿島アントラーズが銀河系軍団レアル・マドリードと“奇跡”の名勝負を演じた。そうした名勝負が多く生まれた今年を締めくくるように、「あげまんvsさげまん」バトルが展開! 内助の功で夫や周囲に好悪影響を与えた美女を総括レポートでお届けする!
熱愛、不貞、薬物逮捕──芸能スキャンダルが連日、ワイドショーをにぎわした2016年。暗い話題が目立った中で、好感度を上げたのは、1月に歌手のDAIGO(38)と結婚した北川景子(30)だ。
「結婚会見で夫のDAIGOを立てる姿がほほえましく、誰もが納得の夫婦。どのテレビ局も夫婦共演を狙っています」(民放局員)
さらにテレビ業界で注目されたのは、北川の「あげまん」ぶり。これまでヒット曲に恵まれず、伸び悩んでいたDAIGO。バラエティ番組で北川との再会をきっかけに恋人関係になると、ゴールデンタイムの番組に引っ張りだこの状態が続いている。DAIGOの知人男性はこう話す。
「歌手活動を中心にしていた頃は、『仕事がなくなったらどうしよう‥‥』と不安を口にすることがありました。今は本当に忙しい様子でホッとしています」
順調なのは仕事だけではなく、結婚から1年近くたった今でも、年下妻にメロメロの状態なのだ。
「最近、北川さんが3年ぶりに写真集を発売しました。DAIGOさんは仕事場に持ち歩き、親しいスタッフを見つけると、『あんまり見せたくないんだけど、これだけキレイだからね~。買ってくれた?』と宣伝していました」(番組スタッフ)
夫だけではなく、相乗効果で北川も結婚以来、仕事のオファーが次々と舞い込んでいる。
「来年は仕事のスケジュールが埋まっているので、“妊活”は再来年以降になりそうです」(事務所関係者)
下半期に「あげまん女優」として頭角を現したのは、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で主演の新垣結衣(28)。
物語は職なし恋人なしの森山みくり(新垣)と、高齢童貞で独身サラリーマンの津崎平匡(星野源)が「契約結婚」をして、一緒に暮らすうちに恋が芽生えていく、社会派ラブコメディ。エンディングに踊る「恋ダンス」も話題で、初回10.2%でスタートした視聴率は、放送を重ねるごとに右肩上がり。最終回を目前にした第10話では、ついに17.1%を記録した。
「歌手としてコアなファンが多い星野さんですが、ドラマ人気の影響で女性誌などで特集を組まれることが増えました。自身のホームページで購入できるグッズも売れすぎて入荷待ちです」(テレビ誌記者)
新垣のあげまん効果は共演者だけではなく、テレビ局にも恩恵をもたらしている。TBS関係者は手を合わせるようにこう話す。
「今年は松本潤さん(33)主演の『99.9』以降、局のドラマが不調。新垣さんのおかげで、『ドラマのTBS』のメンツが保てました。スポンサーからの評判もよくて、“女神さま”と拝みたくなるほど、現場では誰も頭が上がりません」
気になる星野との恋の噂は聞こえず、ドラマ内だけの“恋愛”に終わりそうだ。