歌舞伎役者の片岡愛之助(44)と結婚して、梨園に嫁いだ藤原紀香(45)。
9月末の挙式から約3カ月たち、藤原は早くも「さげまん」の本領を発揮していた。梨園関係者がこう明かす。
「ヘアスタイルから靴下の色まで、愛之助のコーディネートを紀香がしているのですが、若作りしすぎでセンスはイマイチ。梨園では、『舞台は夫の仕事場、ロビーや客席は妻の仕事場』と言われ、覚えることが山ほどあるのに、自分が主役という感覚があるのか、車の運転を愛之助がすることも。舞台に穴をあけないため、妻が運転して送り迎えをするのが当たり前です」
これまで芸能界から歌舞伎の世界に嫁いだ三田寛子(50)や前田愛(33)は専念して夫をサポート。片や、藤原は結婚会見で仕事との「両立」を宣言していたが、
「来年は往年の歌手たちが出演するコンサートの司会に起用されることが、決まっているそうです。地方での開催が多く、梨園での務めを果たせるのか、疑問の声が出ています」(前出・梨園関係者)
二足のわらじに批判が集まるだけではなく、愛之助も片岡一門から“総スカン”を食っているという。
「歌舞伎の仕事よりテレビを優先することが多くなった。片岡一門の中で不満がたまっていますが、愛之助が出演するとチケットが売れるので、面と向かって注意できる人はいません」(前出・梨園関係者)
尾谷氏は藤原の「さげまん」ぶりに一目置いていた。皮肉まじりに言う。
「熊本で地震が起きた時には、自分のブログに『火の国の神様、どうかどうか もうやめてください』と書いたり、『水素水』や『満月ダイエット』を推奨すると批判される。夫だけではなく、関わる全ての評価を下げるのは、ある意味、究極のさげまん。爽快感すらありますね」
来年1月の結婚を前に「さげまん妻」の予備軍なのは、タレントの平愛梨(32)。6月にサッカー日本代表の長友佑都(30)との交際が発覚。「僕のアモーレ(愛する人)」だと長友が紹介すると、“アモーレブーム”になり、祝福ムードが広がったのだが‥‥。
「交際宣言後、長友は所属クラブでの出場機会が激減。日本代表の合宿で『アモーレ』とイジられていたのですが、最近では、日本代表でもレギュラー落ちして、誰も『アモーレ』と言ってイジる選手はいなくなりました」(スポーツ紙記者)
お騒がせ美女たちのあげまん、さげまん総括レポート。来年の「まん」傾向は、いかなるものか──。