人気沸騰のピコ太郎が3月6日に「ピコ太郎 PPAPPT in 日本武道館」を開催することがわかった。公演時間はわずか90分間の予定だが、1分前後の曲がほとんどのピコ太郎ゆえ、それでも時間を持て余すのではとの噂でもっぱらだ。そんな武道館公演について「どうせガラガラだろ!」との声も少なくないが、女性誌のライターはその見方を否定する。
「ピコ太郎人気は大人よりも、圧倒的に子供からの支持が大きいんですよ。それこそ3歳の子供でも『アイハバペン』と、うろ覚えの英語で歌うほど。だから今回の武道館公演で着席必須のファミリー席が用意されていたり、アリーナにキッズエリアを設置すると聞いて、事務所側はよく分かっているなあと感心しました」
同公演には4人組ガールズバンドのサイレント・サイレンや、アニソン歌手のLiSAも登場。女性バンドなら子供も大音量を怖がらずに観られる可能性が高く、LiSAは子供に人気のアニメ『ミニオンズ』の映画版で吹き替えを担当しているなど、子供を意識したキャスティングになっているのは明らかだ。だが世の親たちからはこんな不満が続出しているという。
「チケット代が5940円もするんです! 武道館公演としては標準的な値段かもしれませんが、子供も同額ですし、90分の公演としてはやはり高すぎます。親子4人連れなら2万円超えですし、子供はグッズも欲しがるでしょうから、親としては『ピコ太郎に2万円も払うのか‥‥』という気分ですよ」(前出・女性誌ライター)
ちなみにNHK「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートはチケット代が2880円と安めに抑えられており、家族連れでも行きやすい価格設定だ。ここは主催者のエイベックス側も子供料金の設定や、家族連れ限定の割引チケットなどを用意しておくべきだったかもしれない。
(白根麻子)