昨年のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」で、ヒロインである常子の妹・鞠子の娘、水田たまきを可愛らしく演じていた吉本実憂が大変なことになっている。
吉本は現在、横槍メンゴによる人気コミックの同名実写化ドラマ「クズの本懐」(フジテレビ系)で主演しているのだが、このドラマには地上波とは思えないほど過激で刺激的なシーンが随所に登場するのだ。
内容は、好きな人が別にいる高校生男女が、それぞれの本命を知りながらも、肉体的欲望を満たし合う契約交際をしながら大人になっていく成長記。目の前の肉体を使って本命の肉体をお互いに想像し、それを言葉で確認し合うなどの“クズっぷり”が描かれているのだ。
「吉本は武井咲や剛力彩芽らと同じ大手芸能事務所に所属する有望株です。15年公開の映画『罪の余白』では、内野聖陽を相手に見事な“高校生悪女”を演じ『菜々緒の次に来る悪女は吉本では』とささやかれたほどリアルで説得力のある演技を見せつけてくれました。そこまでの演技力を買われ、NHKの朝ドラにも出演した吉本が、なぜ今こんなにも過激で大胆な深夜ドラマに主演するのか、はなはだ疑問です」(映画製作関係者)
剛力の次にゴリ押しされているとの声もある吉本。しかし、いまだかつてここまで踏み込んだ性描写を演じたことのあるタレントは同事務所には見当たらないのだから、新境地を開いた吉本にはエールを贈りたい。