2月14日、「四大陸フィギュアスケート選手権」が開幕する。日本からは羽生結弦、宇野昌磨、田中刑事、女子は宮原知子、樋口新葉、三原舞依の男女各3名が出場を予定しているが、期待は昨年12月のGPファイナル以来の出場となる羽生の大会初優勝だ。
「羽生は、シニアデビューの年とその翌々年に出場し、ともに銀メダルをとっていますが、それ以後、四大陸選手権には出場していませんから、今回優勝すれば初優勝となります。しかし、羽生ファンは初優勝間違いなしと見ているでしょう。世界歴代最高得点を更新し、GPファイナルも4連覇した羽生は今や名実ともに世界ナンバーワンのスケーター。ファンが求めているのは、羽生自身が納得のいく演技の完成度と、さらなる高みを見せてくれるか、なんです。SPの『レッツ・ゴー・クレイジー』もGPシリーズの初戦時に比べて精度が磨かれ、進化しています。難易度も内容構成も一段と高くなっている羽生の“世界歴代最高得点更新”こそがファンの期待しているところでしょう」(スポーツライター)
平昌五輪と同じ会場の四大陸選手権で異次元の演技を披露してほしいものだ。
(芝公子)