女優の清水富美加が、「千眼美子」名義で出版した告白本「全部、言っちゃうね。」が早くもフィーバーを巻き起こしている。2月16日深夜に清水がツイッターで発売を告知し、翌17日に発売されたが、芸能ライターが驚いた顔で語る。
「発売を知ってすぐにネット書店で注文したのですが、カートには入れたものの決済の途中で売り切れになってしまいました。17日の午後には東京・赤坂にある出版社の直営書店に出向いたものの、『本日完売』の張り紙が。一般の書店にはまだ届いてないみたいで、入手しようがない状況ですね」
ヤフオクには17日夕方の時点で40点ほどの出品があり、3000円ほどの即決価格でもバンバンと落札されている。なにより書店側にとってはあまりも急な発売開始だったため、出版社や取次業者に対して注文すらできていなくても不思議はない。
「本の発行に際しては通常、2カ月前には書店に対して発売日を告知するもの。緊急出版の場合でも、発売前日の告知というのは前代未聞かもしれません。新聞社系の出版社だと新聞流通のルートに載せることもできるのですが、本書ではそういう裏技もありませんから、まずは各書店に流通するのを待つよりないでしょう」(出版関係者)
書店の店頭に並ぶころには、清水を巡る状況に変化が出ている可能性もある。そうなったらまた次の告白本が発表されるのか。しばらく清水の動向からは目が離せないようだ。
(金田麻有)