芸能

フジテレビ「負の連鎖」が止まらない“涙”内幕!(2)アドラー心理学会から抗議を受けて…

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「突然ですが──」は黒歴史となったが、今春で30周年を迎える4月スタートの月9「貴族探偵」は、社運を賭けて豪華ラインナップをそろえた。主演に「嵐」の相葉雅紀(34)を起用。脇を固める共演者には、仲間由紀恵(37)、中山美穂(46)、井川遥(40)、武井咲(23)など主役級が居並ぶ。亀山千広社長(60)がじきじきに各事務所に頼んで実現したと言われている。

「局内では低迷の責任を取らされて社長交代もささやかれており、なりふりかまっていられなかったのでしょう。ただ、豪華な役者を集めすぎて脚本に苦慮しそうです。事務所の顔を立てるため、均等にセリフを配分するのが難しく、気を遣いすぎて駄作で終わるのではないかと、心配の声が出ています」(フジ関係者)

 トップの気合いが先走る中、足元ではドラマ受難が続く。現在放送中の香里奈(33)主演の「嫌われる勇気」は、文字どおり「嫌われて」しまった。

 アドラー心理学を解説したベストセラーの同書を原案に、大胆に刑事ドラマに作り変えた物語に対して、2月10日、総本山の「日本アドラー心理学会」が学会のホームページに、

〈アドラー心理学における一般的な理解とはかなり異なっている〉

 などと抗議文を掲載。放送の中止か、脚本の大幅な見直しを求めているのだ。

「アドラーの言葉を無理やりちりばめて役者に言わせるから、アドラー心理学が安っぽく見えるんです。これでは歪曲され、誤解されたまま伝わるので、怒られてもしかたないでしょう」(碓井氏)

 放送は継続するようだが、それ以前に「視聴率が危ない」とドラマ関係者は言う。

「現場では数字を気にしないようにしているが、放送開始前より空気は重い。その状況で抗議ですからね。『話題になって数字が上がれば』とため息まじりのスタッフもいますが‥‥」

 抗議後に放送された第6回は6.2%で、抗議前の回より0.1%しか伸びなかった。

 バラエティ番組でも話題になるのは「おもしろさ」ではなく、ネガティブな話ばかり。2月18日の「めちゃ×2イケてるッ!」で、「次世代イケメンだらけの大運動会」と題した企画が放送された。だが、出演者の衣装やマイク、番組セットの一部には不自然にモザイクがかかっていたのだ。

「放送前日に番宣で流れた映像には、『ジャニーズ以外だらけの大運動会』と書かれていました。事前に許諾を得ておらず、それを見たジャニーズ関係者からすぐフジ側にクレームが入ったんです。慌てて編集して放送するお粗末ぶりです」(前出・フジ関係者)

 ジャニーズ所属の相葉を月9で起用する手前、平身低頭で謝ったという。

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