お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が2月17日、新著「日本人失格」を発売した。もっか自身のSNSをフル活用、ベストセラーを目指してしゃかりきに売り込んでいる。スポーツ紙記者が言う。
「これは田村初の新書です。日本社会の現状について率直な意見をぶつけており、思考停止と依存体質に染まった現代日本を上から目線でバッサリ斬り捨てている。ツイッターでは、『地方に住んでる方からのサイン本が欲しいという要望』のために、『自分の書籍だけをサインを添えて売る本屋』として『BOOKS TAMURA』を開店。自著にサインする様子を撮った写真をアップし、積極的にアピールしています。3月2日現在、売り切れになる盛況ぶりですね」
2月28日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」では、自著を取り上げて販促に務めた。同書は自身の生い立ち、デビューから売れっ子になるまでの軌跡を網羅しており、「売れない頃、7股ヒモ生活も経験した」とぶっちゃけているのだ。
「上京して3年、21歳の頃です。ようやく風呂付きの家に住めるようになり、嬉しくて女の子に自宅の鍵を配りまくっていたそうです。当然、もらった女性同士が鉢合わせしますよね。ある日、留守中の自宅で美容師と女子大生が鉢合わせしてしまいました。何も知らない田村が自宅のドアを開けて最初に見たのは、美容師が女子大生の髪をバサバサ切っているところ。床に何も敷いてないので、切った髪があたり一面に散乱する、騒然とした現場でした。『あなたとお別れするから』と説明され血の気が引く状況で、田村は笑うしかなかったようです。独身時代は若槻千夏や安室奈美恵、藤崎奈々子、平山あやら数多くの女性タレントと浮名を流し、お笑い界随一のモテ芸人としてブイブイ言わせていた。MCでの切り返しのうまさは数々の修羅場を経験してきたおかげかもしれません」(芸能ライター)
著書では「思いの9割を活字化、1割を自粛した」と明かした田村。7股ヒモ生活は、胸を張りたい武勇伝らしい。
(塩勢知央)