3月6日、「PPAP」で一躍世界的スターになったピコ太郎が武道館でライブを行った。爆笑問題やくりぃむしちゅーといったピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王と親しい芸人のほか、たくさんのアーティストが応援に駆けつけ、大盛り上がりのうちに幕を閉じた。
ブレイクから半年足らずで世界を駆け巡った「ピコ太郎人気」だが、果たして今後はどんな展開が待っているのか。ブレイクしては去っていったこれまでの一発屋同様、「すぐに落ち目になる」「あと半年持てばいい」という冷ややかな声が挙がっていることは、もちろん本人の耳にも届いているだろう。
「一発でも当てればスゴイんですけどね。ピコ太郎はちゃんと対策を立てていて、PPAPをアレンジしてみたり、いくつも新曲を披露したりと、工夫をこらしています。それに、ビートたけしが選ぶ『第17回ビートたけしのエンターテインメント賞』で、ピコ太郎に話題賞を授与したんです。授賞式ではたけしが『全盛期のトニー谷さんを思い出す』と大絶賛。トニー谷といえば才能の塊のような人で、ジャズのコンサートでは司会を務めて大人気になり、ハチャメチャな英語や毒のあるトークで一世を風靡したボードビリアン。しかもその全盛期と言われたのですから、この褒め言葉を言われて喜ばない芸人はいないでしょう」(芸能ライター)
最近のお笑いは浮き沈みが激しく、乗っていた波に飲まれて沈む芸人もちらほら。ピコ太郎にはぜひとも長く活躍してほしいものだ。
(伊藤その子)
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