「森友学園」の「名誉校長」に就任していた安倍昭恵氏が窮地に追い込まれた。私生活では「家庭内野党」を公言して自由奔放にふるまってきた結果、「夫よりも心酔する男」たちの存在までが次々と浮上。宴席では乱れる場面も──。国会では追及されない「ピンク交遊録」を明らかにする!
「何でこんなに私は注目を集めてしまっているんだろうかって、すごく戸惑っている」
3月7日、東京都内で開かれたセミナーに登場して、こう嘆いたのは安倍晋三総理(62)の妻・昭恵夫人(54)である。
大阪市の学校法人「森友学園」が評価額より破格の安さで豊中市の国有地を取得。同校が開校を予定していた小学校の「名誉校長」に昭恵夫人が就任していたことで、「夫」は国会で野党から集中攻撃を受けた。自由党の山本太郎共同代表(42)からは3月2日の参院予算委員会で、田中角栄元総理が逮捕されたロッキード事件と、昭恵夫人の愛称「アッキー」をかけて「アッキード事件」と名付けられ、安倍総理は「きわめて不愉快だ!」と語気を強めたものだった。
「森友の件に関して、安倍総理は『本当に知らないんだ』と周囲に話し、昭恵夫人のせいで尻拭いさせられている状況に怒り心頭なんです」(官邸スタッフ)
実際、「こんな時こそ」とばかりに夫婦で難局を乗り越えようとしているのかと思いきや、結婚生活30年で夫婦仲はすっかり冷え込んでいるというのだ。
「深夜まで飲んでいる昭恵夫人と顔を合わせることはほとんどないようです。私邸では別々の部屋に住み、母の洋子さんが安倍総理の家事全般をしているとまで噂されています」(前出・官邸スタッフ)
夫婦のすれ違いはこんな場面でも見られた。自民党関係者が声を潜めてこう明かす。
「総理はこれまで東日本大震災の被災地を30回視察したり、新潟県糸魚川市の大火の現場など、頻繁に視察しています。ある大臣が安倍総理の体調を心配して、『たまには休んでください』と声をかけたら、『家にいるとストレスがたまるから‥‥』とげんなりした表情をしていました」
ついには“仮面夫婦”とヤユされ続けても離婚をしない理由は、お互いにとって「政治利用」する思惑があるからだとささやかれる始末。特に「私人」である昭恵夫人にとって「総理夫人」の肩書は大きく、最大限利用して友人知人の輪を広げてきた。「家庭内野党」を公言して、TPPや消費税反対など安倍総理の政策に異を唱えては興味が赴くまま自由奔放に行動し、居酒屋やゲストハウスの経営まで始めた。約2年前からは「医療用」や「祈祷用」の大麻解禁運動にも熱を上げている。
「自身のSNSで大麻加工会社の代表を支援していたのですが、その人物が昨年10月に大麻取締法違反で逮捕されました。昭恵夫人の危険な交友関係を心配する声も出ているのですが‥‥」(前出・自民党関係者)
それでも昭恵夫人が周囲の意見に耳を傾けることはなく、そればかりか、夫よりもある意味「心酔」する男たちの存在が見え隠れしているのである。