ももいろクローバーの緑担当・有安杏果が3月25日、“日芸”こと日本大学芸術学部の写真学科を卒業した。有安は大学進学自体を秘密にしており、ももクロで活動しながら4年で卒業できたことにはファンならずとも驚きの声があがっている。
有安のほかにもこの3月に大学を卒業したり、次の進路を決めたアイドルは少なくない。アイドル誌ライターが紹介する。
「京都のローカルアイドル『ミライスカート』の相谷麗菜は、大阪大学を卒業。高校在学中には親から芸能活動を禁じられており、大学に入ってからアイドルになった彼女がまさか旧帝大の阪大だったとは、特に関西地区のファンが驚いています。同じく旧帝大の九州大学では、福岡のローカルアイドル『LinQ』の秋山ありすが医師国家試験に合格。医学部は昨年卒業済みで、今回の合格で晴れて医師への道を歩み出せることになりました」
ほかには、AKB48の中村麻里子は明治学院大学を卒業し、兵庫・サンテレビに契約アナウンサーとして入社。℃-uteの鈴木愛理は慶應義塾大学の環境情報学部を卒業している。ほかにも本人が公開していないため名前を出せないが、有名私大を卒業して大手企業に内定したアイドルもいるそうだ。
「アイドルと大学の両立で一番大変なのは時間のやりくり。自宅通いのアイドルでは通学に片道2時間かかるケースもあるほどで、その合間に曲を覚えたりブログを書いたりしています。ただ映画撮影などで長期にわたって拘束される女優よりも、1日1日のライブをこなしていくアイドルのほうが大学に通う時間は作りやすいようです」(前出・アイドル誌ライター)
学業とアイドル活動をきっちりと両立してきた彼女たちには、一層の拍手を送りたいものだ。
(金田麻有)