人気バンド「flumpool」のボーカル・山村隆太はアイドルを見下していた! これは3月23日放送の「ちちんぷいぷい」(毎日放送)で飛び出したもの。
3月15日に最新シングル「ラストコール」をリリースしたflumpoolは同番組で、5月20日、21日の日本武道館公演をアピール。その際に山村が「いろんなアイドルさんとかでもね、武道館でできてるっていう意味では、もう一回武道館の価値観っていうのをバンドで上げれたらいいなと思うんで」と言い放ったのである。この発言に音楽誌のライターが眉をひそめる。
「バンドやアイドルがどうこう以前の問題として、自分たちをアピールするために他の誰かを貶めるのが最低な手段であることは明らか。それに音楽分野における武道館の価値は絶対的なもので、出演者の顔ぶれで上下するものではありません。まるで自分たちが武道館の価値を上げるという不遜な発言はアイドルのみならず、武道館に対しても失礼ではないでしょうか」
そんな上から目線発言の山村にはアイドルファンのみならず、他の音楽ファンからも批判が寄せられているという。音楽誌のライターが続ける。
「音楽ファンからは『ドラマにホイホイ出ているヤツにバンドを語ってほしくない』という声があがっているほか、『テレビの力を借りないと武道館を埋められないの?』というもっともな疑問もブツけられています。山村の発言を擁護する声はほとんどなく、無用な発言でむしろ敵を作ってしまった形ですね」
ちなみに最新シングル「ラストコール」は推定売上枚数1万5302枚で、週間ランキングは4位止まり。この程度の人気でアイドルを見下しても、当のアイドルファンからは鼻で笑われているのが実情のようだ。
(金田麻有)