出演作品に大量のジャンパーを差し入れるのは木村拓哉だけではなかった! 3月29日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)にて俳優の小栗旬が、自分の出演作で100着のスタッフジャンパーを差し入れていたことを明らかにした。その小栗は出演料の半分くらいを差し入れに使うこともあるのだという。
ここで「そういうのって事務所とかがやるんじゃないんですか?」と尋ねられた小栗は、自分の所属事務所はなにもやってくれないと前置きしたうえで、ジャニーズ事務所のタレントと一緒の現場について説明。「ジャニーズさんが作ってくれるのでモノがいいんですよ。個人でやるとルートを見つけるのが難しい」と解説したのである。この説明についてテレビ誌のライターはこう語る。
「この発言からは、『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)で150着のスタッフジャンパーを差し入れた木村への皮肉が感じられますね。その差し入れも結局は事務所が手配したもので、木村はお金を出しただけ。それどころかお金すら事務所が負担していたのではと勘ぐっているのではないでしょうか」
もし小栗が遠回しに木村をディスっていたとしても、不思議はないかもしれない。小栗は子役からの長い芸歴を持つ根っからの俳優で、俳優仲間を飲みに誘っては熱い演技論を語り合うことでも知られている。そんな役者バカから見れば、「何を演じてもキムタク」の木村は俳優として同列には見られたくない存在であってもおかしくはないからだ。
本来なら俳優が自分の差し入れについて語るのはみっともないことのはず。それをあえて小栗が口に出した裏側には、何からの意図があったと深読みしたくなるが‥‥。
(金田麻有)